主訴 夜何度も着替えなくてはならないほど寝汗をかいてしまう。動悸も激しく、ドキドキと心臓がせり上がって来る感じ。
年齢的に更年期障害かなと思い問診してみると、どうやらそうでは無いようでした。ストレスもさほどではないとのことですが、明らかに自律神経の乱れがあると思われたので、自律神経に効く鍼治療を行いました。
刺激が強めなので後で怠くなる可能性がある事に同意頂き施術開始。予想通り施術中からウトウト、終わってからもちょっとだるいとおっしゃっていました。
1回の鍼治療で寝汗は明らかに改善したとのこと。ただ、動悸は相変わらず激しいとの訴え。身体が刺激を受け入れて変化するまでには繰り返し治療をする必要がある旨を伝え、週2〜3回のペースで治療を続けると、4回治療を終えた辺りから動悸にも変化が。
まだドキドキする感覚はあるのだけど、明らかに程度が下がり、心臓が迫り上がる感覚はなくなったとのこと。
改善が見られてきたので、5回治療を終えた時点で治療回数を週1回ペースに落とし継続。徐々に寝汗、動悸共に落ち着き傾向にあります。