主訴 右ハムストリングの筋挫傷のため当院通院中の方です。4日間鍼、調整を行いだいぶ良くなったので長時間歩いても大丈夫との許可を出し、その翌日歩いて買い物に行ったところ、痛みがあるわけではないけれど右足がまっすぐに出ず円を描くように出てくる。だんだん股関節の付け根も痛くなって来た。これは炎症が再発してしまったのでは??と心配して来院された。
院内を歩いて貰うと、確かにまっすぐに足が出ていないが、傍目に分かるほどではなかった。
念のため患部を確認するも炎症が再発した兆候はないが股関節付け根と股関節外側に圧痛がある。
これは炎症ではなく、右ハムストリングと腸腰筋が思うように使えなかったため、代わりに大腿筋膜張筋が頑張って足を前に出すようになり、そのため円を描くように足が出てしまう、いわゆるモンローウォークである。ハムストリングと腸腰筋がちゃんと働くようになると治りますと説明し、鍼、調整を行った。
治療後に院内を歩いて貰うと、明らかに足の出方が変わっており、まっすぐに足が出る!炎症起きてなくてよかったと喜んでお帰りになりました。