腰と脇腹が痛い 70代女性

主訴 腰の真ん中(腰椎4番から5番あたり)を中心に右脇腹から右股関節まで痛い。夜も痛くて目が覚めてしまう。

歩き方が既に右腰を庇っており、患部を確認すると右腰に硬結を触れる。特に何もしていないとの事でしたが、内部に炎症があるのは間違いなさそうでした。

もともと眠りの浅い方なのですが、右下になれないとのことだったので、長めに時間をかけてマッサージと調整を行う。

帰りの際の歩き方は来院時より改善されるも、まだ深部が痛いとの事で2日後に来院。痛みが深部であったため鍼と調整を行うと、一時的にふらつきを起こされて、少し休んでから退院されました。この事からも、お身体がだいぶ疲れている事、休む事も治療であると伝えお帰り頂きました。

その二日後、深部の痛みは取れたが左右に倒したり腰を捻ったりすると右脇腹が痛い。内臓が悪いのかしら?と心配されて来院。

動かすと痛いと言うことは炎症を起こした軟部組織が痛みを発生させている可能性が高く、もし内臓に問題があるのであれば動きに関係なく痛みがあるはずである事、脇腹に触れる硬結がなくなっても痛みが続くのであれば改めて内臓を調べてみてはどうかと提案しご納得頂き治療を行いました。

前回のふらつきを踏まえ、鍼では刺激が強すぎるのと、痛みが表面に近い事などから今回は調整を長く行い、翌日にはほぼ痛みがなく改善された。

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