主訴 もともとは腰が痛かったのだが、右膝まで痛みが広がってきた。歩く、階段の昇り降りで膝裏が突っ張る感じがする
膝を診察してみるも、腫れや水が溜まったような症状はない。半月板などの損傷もなかった。
腰が悪く、歩行の仕方が悪くなってしまったことや腰回りの筋肉の緊張から来る張力のために膝関節に負担が来ている事を説明。
1回目の治療は通常している腰部の鍼に加えて膝周りにも鍼治療を行った。
しかし、刺激が強すぎたのか翌日歩くのが辛かったとの事。2回目は1回目の反省を踏まえ、腰部のみの鍼治療に腰部運動鍼、股関節への鍼治療を行った。
すると翌日膝裏の突っ張りがなくなったとお電話を頂きました。
膝が痛くても原因は他にあることもあると言う事を改めて実感した症例でした。